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10月10日 佐渡島・宿根木撮影の旅ー8 [撮影旅行]

9/30 宿根木
友人が帰られた後、二人は歩いて、宿根木へ向かいました。
タクシーを頼みたいほど遠いと思っていた宿との距離はすっかり近くなっていました。
博物館を出て、
昨日覚えた新しい郵便局の前の十王坂を下りていきました。
近道を覚えました。
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二人になって、ちょっと寂しい旅になりましたが、撮影をしているとすっかりのめり込んでいきます。
今日は土曜日なので、建物の内部を公開していました。

一番有名な「三角家」と言われている三角形の建物の内部を拝見しました。
川の流れで出来た三角形の中州を利用して建てられたそうで、舟形の家とも呼ばれているとのこと。
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平面図
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仏間
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壁に色々説明が書かれていました。
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深野アサさんという人が住んでいたようです。
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説明文には本人の写真と以下の文が書かれていました。

深野アサさん(1918年〜2012年)大阪にて撮影。94歳。

 

 深野さん夫婦は、昭和24年以前住んでいた彦四郎さんからこの家を買い取り、住み始めました。このユニークな形の家で、様々な工夫を重ね、三角家で見事に生きてきました。

 4人の子供にも恵まれ、家族仲良く暮らしていました。東京への移住も考えていましたが、夫がマラリアにかかってしまったため、東京に行くことを断念し夫は昭和40年に他界し、残されアサさんは、4人の子供達と共に暮らし続けました。この家には平成18103日まで暮らしていたそうです。


 深野さんが暮らしていた当時からこの家は人気があり、三角家や船形の家などと呼ばれ、多くの人々から親しまれていました。


深野さんは平成18104日に住み慣れた宿根木を離れ、長男がいる大阪へ行くことになりました。その時に、この家を宿根木のために役立てて欲しいという気持ちから、家をそのまま寄付してくださいました。

 

旧郵便局

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清九郎 宅


HPより

江戸時代後期から明治にかけて財をなした船主の邸宅で、清九郎家に売却されたもの。

建築は19世紀中期とみられています。ケヤキや一本杉の漆塗り戸など建築材料、技術とも当時の最高水準を誇る建物です。

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外から見ると普通の他の家と同じような古びた家でしたが、中は総漆塗りの豪邸でした。

囲炉裏の間で説明を受ける見学者。
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囲炉裏の間
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神棚
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仏間
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二階のお座敷
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お座敷のふすま絵

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屋根に乗せてある石 

薄い板を重ねて海かぜに飛ばされないように石をのせたようです。

今は瓦の屋根が多くなっているようです。

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