7月10日 7/2 中山千枚田・エンジェルロード [撮影旅行]
中山虫送り
虫送りは、約300年前から伝わる中山地区の伝統行事で、半夏生(夏至から11日目)の日に火手(ほて)と呼ばれる竹の松明を田にかざしながら、畦道を歩き、害虫を退治して豊作を願うものです。
中山地区ではここ数年間途絶えていましたが、映画「八日目の蟬」で重要なシーンとして「虫送り」が行われたことをきっかけに復活しました。
「とーもせ、灯せ。」の声をかけながら、火手を持ち、青々とした稲が育つ棚田の畦道を歩きます。真っ暗の中、列をなした火手の光がゆらゆらと揺らめきならが動いていく風景はとても幻想的です。
主催:中山千枚田虫送り実行委員会 (ネットより)
これを撮影したいと言うことでここまで来たのですが、なんとも残念なことでかないませんでした。
コロナでこの2年取りやめだったものを今年やっと開催に。
旅行の計画時も何度も観光課へ電話して、開催するか確かめて、ギリギリまで決まらなかったのです。
そんなことで、島から離れている人たちもこの機会に戻ってきて島は賑やかになりましたが、この時間帯はタクシーが満車でした。
早く予約しておこうという考えは全くなかったのです。
虫送りは19時頃なので、その前後は全くだめで、3時ならと言うことで、とりあえず棚田を見てこようとお願いしていって見ました。
小豆島交通の運転手さんが、(板倉さん)が来てくださって、呼び出しがあるので、長い時間はだめだがそれまでならと言って、棚田の上まで連れて行ってくれました。
運転手さんと別れ、棚田の撮影をしました。
棚田に1件だけある「こまめ食堂」
地元の人のためにある人気のお店だそうです。
しかし、閉店が3:30と早く、このときは片付け始めていました。
お店の前にはタマネが沢山干してありました。
その隣にあった、春日神社。
春日神社前バス停があります。
若い男性が何人もすでに春日神社の周りには集まっていました。
土庄港に戻る路線バスは16:03と18:17の2本だけです。
16:03分で帰ることにしました。それまで棚田集落を撮影しました。
時間もなく、暑いので、そう歩き回ることも出来なくて、そうそうにバスで、戻ることになりました。
帰りのバスで、途中下車して「エンジェルロード」へ寄ることにしました。
土庄港から真っ直ぐ違うバス路線で来ればエンジェルロード近くまで行かれたのですが、違う路線だったので、ちょっと離れた場所で降りました。
そこから迷路のような道を携帯の地図を頼りに暑い中を歩き国際ホテルに飛び込んで、アイスクリームタイムです。冷たい甘〜いアイスはいつもよりも美味しかったです。
エンジェルロード(天使の散歩道)
エンジェルロードは1日2回、干潮時に海の中から現れる砂の道。大切な人と手をつないで渡ると、願いが叶うと言われているロマンティックな場所です。渡る手前の弁天島を登ると「約束の丘展望台」があり、エンジェルロードを背景に幸せの鐘を鳴らすことができます。
映画「ぼくとママの黄色い自転車」「瀬戸内海賊物語」のロケ地にもなりました。
国際ホテルの中を突っ切って、海側に出るとそこはエンジェルロードが一望できます。
この時間は弁天島まで潮が引いて繋がっていることを調べてきました。
友人が頑張って先まで行ってきましたが、私は行かれませんでした。
入り口で写真を撮って待っていました。
若いカップルばかりです。婆さんは私たちだけでしたね。
一時楽しんで、ホテルに戻りました。
二人とも虫送りの話題を口に出すことはありませんでした。